Chabaccoとは?

「世の中を、”茶化”そう」「Love&Peace.Love&Teas.」。そんなコンセプトで誕生した静岡県掛川発の”笑顔が生まれる”粉末茶スティック「チャバコ」。

「世界農業遺産」に認定されている伝統農法「茶草場農法」によって生産された掛川市産100%の高級茶葉を使用し、水かお湯さえあれば、いつでも、どこでも本格的な日本茶の味わいをお楽しみいただけます。

世界中でわずか56カ所。

お茶の農法としては日本で唯一、「世界農業遺産」に認定。

静岡県の中・西部地域(川根本町、島田市、掛川市、菊川市、牧之原市)では、茶園周辺の草刈場(茶草場)でススキやササなどの草(茶草)を刈り取り、それを肥料として茶畑に敷く「茶草場農法」を、「茶草を敷くとお茶の品質が良くなる」という先人たちの言い伝えを信じて今日まで継承しています。

農薬や化学肥料など、近代農業においては人間の営みによって生物多様性が失われることも少なくはありませんが、同農法はお茶の品質を高めようとする(=茶草を刈って敷くという)農家の営みが、生物多様性の保全やCO2の削減にも大きく貢献。

このことが「農業と生物多様性が同じ方向を向いて両立している世界的にも極めて稀な事例」と高く評価され、2013年、国際連合食糧農業機関(FAO)から世界56カ所(※1)のひとつにしてお茶の農法としては日本で唯一の「世界農業遺産」(GIAHS)に認定されました。

※1 2020年3月時点

おいしいお茶をつくることで、人も生き物も“シアワセ”に。

「茶草場農法」が世界農業遺産に認定されている最大の理由は、豊かな生物多様性です。

その一例が、古来より日本人に親しまれてきた「秋の七草」。
草地環境が減少した現在、七草のうちの4種が野生条件では絶滅が危惧されるほど減少していますが、静岡の茶草場では現在も半数以上の七草を見ることができます。

さらに、掛川・東山地区で見られるカケガワフキバッタをはじめ、茶草場エリアにしか生息しない動植物も多数存在。

人間(農家)の適度な営みが生存競争に弱い生き物たちの生息を助け、豊かな生物多様性が守られている茶草場は、まさに里山の“理想型”です。

茶草場のCO2削減効果は、自動車約70万台分に匹敵。

茶草場農法が世界的に高く評価されているもうひとつの理由は、CO2の削減効果です。

茶草として主に用いられるススキは炭素固定能力が高く、2012年に行われた茶草場土壌の調査では、茶草場1ヘクタールあたり年間40〜60トンの炭素の貯留を確認(※1)。現在、静岡県内には約450ヘクタールの茶草場が存在し、仮に40トン/1ヘクタールとしても年間18,000トンの炭素を茶草場で貯留できる計算になります。さらに、この値(炭素量)をCO2(二酸化炭素)量に換算すると、実に約66,000トン。

参考までに、66,000トンのCO2をガソリン車の使用に換算すると、40リットルタンクのガソリン車約70万台が満タン(FULL)の状態から空(EMPTY)になるまで走行したときのCO2排出量に相当します(※2)。

「茶草を敷くとお茶の品質が良くなる」。この先人たちの言い伝えに科学的な根拠はありません。でも、私たちは信じています。草花も、生物も、しいては地球をもシアワセにしている農家のひと手間が、人間にとってプラスに(おいしく)ならないハズはない、と。

※1 「世界農業遺産(GIAHS)の開設―申請の手引き―」(農林水産省)を参考
※2 ガソリン1リットルの燃焼で約2.3キログラムのCO2排出と仮定